生のままでも40度以上の糖度を誇り、加熱すると50～60度にも達するという甘さが特長の紅はるかをメイン品種として、茨城県中部の太平洋に面した大洗町でさつまいもを育てております。汽水湖である涸沼のミネラルを存分に吸収した肥沃な土壌と、45日間という長い貯蔵期間が、品種本来の甘みを最大限に引き出し、高級さつまいもとして申し分ない品質を生み出しました。料理にお使いいただくことはもちろん、オーブンでじっくりと焼くことで、トロトロの蜜のような食感と甘さになります。

通販で全国に発送するにあたり、その高級感を表現できるよう、黒を基調としたパッケージの箱に、1本1本検品しながら丁寧に詰めております。品質の保持にもこだわり、安全性に配慮した減農薬で育てたものを土が付いたままお届けいたします。またメディアとのコラボレーションも行っており、特別パッケージをご用意してより多くのお客様に濃厚な味わいをお楽しみいただけるよう取り組んでおります。

大洗は海沿いのリゾート地として知られ、観光客が多く訪れる地域ですが、日照時間の多さと涸沼が育んだミネラルたっぷりの土壌は多彩な農作物の栽培に適しており、特にさつまいもは、県内でも屈指の生産量があることは、あまり知られていません。農家の高齢化が進み、後継者不足でその数が年々減っていく中、高品質な農産物の魅力を全国に発信することで、大洗という地域の活性化にも繋げたいという思いから、新ブランドを立ち上げ売り出すことになりました。

キュアリング処理と長期間の貯蔵で糖度をしっかりと引き出した紅はるかは、そのまま焼いて本来の甘みを味わっていただくことはもちろん、料理にも幅広く活用できます。和洋を問わずアイデア次第で様々な食べ方ができるため、スイートポテトのほか、大学いもや天ぷらなど、甘さや食感を活かしたレシピでぜひお楽しみください。広大な自然と農家の伝統技術が交わった新しい大洗の名物を全国にお届けできるよう、心を尽してまいります。